コロナウィルス_教団の取り組み

 教団各位

頌主
新型コロナウイルスによる感染の拡大が大きな課題となっている昨今ですが、
各教会における対策の状況はいかがでしょうか。

何をもって「十分な対策」とするかは難しいところですが、

今後しばらくの間、感染が拡大していくことを前提として、

教会も取り組んでいくことが求められていると思います。

例えば、渋川教会と伊勢崎教会では3月より、以下のかたちで対応していきます。

1、礼拝式は行うが、礼拝出席者は教会堂に入る前に、手洗いをし、

アルコール消毒液で手を消毒するとともに、原則マスクを常時(賛美の時も)着用する。

(アルコール消毒液がない場合は、丁寧に手洗いをする。)

2、少しでも体調が悪く、倦怠感などがある場合には、礼拝の出席は自粛し、

もし発熱等があった場合には、症状が改善後14日間は自宅待機する。

(本人だけでなく、同居の家族の中に症状のある人がいた場合も同様)

3、礼拝出席者、およびその同居の家族の中に陽性判定を受けた方が出た場合は、

礼拝式は行うが、原則、陽性反応が出た日を起算日として、14日間集会を自粛する。

4、聖餐式は、大切な礼拝の一部だが、3月はお休みし、4月以降は状況によって検討する。

他、昼食会は当面のお休みとし、3月の役員会も延期として電話やメールにて対応したりする等の対策をとっていきます。

新型コロナウイルスの感染拡大につきましては今後、地域差が大きくなっていくと思います。
仮にエピデミック(特定の地域での爆発的な感染)が認められた際は、

その地域に含まれる教会は勿論のこと、周辺の教会も含めて、

主日礼拝の中止も検討する必要が出てくるかと思います。

それゆえ、具体的にそのような状況に直面した際の教会の対応について、
事前に各教会内で話し合っておくことも大切になるかと思います。

加えて、既にご存じの情報も多いかとは思いますが、

感染症対策の基本について記しておきます。
礼拝や集会を実施する際の参考として、ご参照ください。
(ただし、対策方法については専門家の中でも意見が分かれる部分もあることを、ご了承ください)

1)手指や設備の消毒
手洗いまたはアルコールによる手指の消毒が、最も優先すべき予防策だと言われています。
教会に入る時と出る時に、それぞれ行うのがベターです。
手洗いスペースが限られている場合など、アルコール消毒液を使う場合が多いと思いますが、肝心の消毒液自体がマスク以上に品薄となっています。
その場合、やはり手洗いとなりますが、手拭きのタオルを共用とせず、

使い捨てのペーパータオルを設置することをお勧めします。
多くの人が直接手を触れるドアノブ、手すり、マイクなども、

可能であれば消毒するのが効果的です。
また、収束するまでは握手を避けるのも感染リスクを低下させます。

2)マスク
マスクは感染予防のイメージが強いですが、空気中のウイルスをマスクで

完全に防ぐことはできないため、むしろ、
万が一自分が感染していた場合にウィルスの拡散を防止する目的で付けるべきもの、

と言われています(唾液の飛散を防ぐことができる)。
ただ、マスクをしていると、たとえ手にウイルスが付いたとしても、その手で自分の鼻や口に触れることが無くなるので、感染リスクは低下します。
それゆえに重要なのはマスクを付ける時と外す時、どちらにおいても消毒直後の清潔な手で行うこと、です。

3)室内の空気
インフルエンザウイルスは高温多湿に弱いのですが、コロナウイルスについての実証データはまだ十分ではありません。
いずれにせよ、こまめな換気は感染リスクを低下させます。
空気清浄機はよほど高性能なものでないかぎり、ウイルスの除去はできません。

4)食事
食事自体にウイルスが付着するリスクに加えて、

人と人が近い距離で接することになる分、感染リスクが上昇します。
聖餐式を行う際には、最新の注意を払う必要があります。

5)インターネットの活用
礼拝や集会の際に自宅で待機している方のために、ライブ配信することができます。(配信は必ずしも動画である必要はなく、音声のみの配信も可)

代表役員・木暮達也
共生委員長・清野使門(文責)

詩篇91篇10~11節

わざわいはあなたに降りかからず疫病もあなたの天幕に近づかない。

主があなたのために御使いたちに命じてあなたのすべての道であなたを守られるからだ。