説教者の心得

牧師が神様の言葉を預かってメッセージを語ることはとても大きな責任を負うことである。
よく聖書の言葉をかみしめて神が会衆に語りたいと思うことをわかりやすく語りたいものである。
最近読んだジョン・パイパー著「なぜ説教の中心が神なのか」(The Supremacy of God in Preaching-John Piper)の中にある「説教において聖霊様の力の賜物に頼る」という箇所で、著者が説教の前に心がけているステップをAPTAT(アプタット)と覚えていることを分かち合っている。聖霊様の助けを求めて、APTATの祈りを捧げていこう。
第一のAは認めること(ADMIT)、これは、主に対して主なしでは私には何もできないと認めることである。
第二のPは祈ること(PRAY)、これは、だから父よ、あなたの助けを求めて祈ります。私に必要な洞察力、力、謙遜さ、愛情、記憶力、開放を与えて下さいと求めることである。
第三のTは信頼すること(TRUST)、これは、私の説教を通してサタンが退き、悩む者や心の貧しい者が励まされるようにと信頼することである。
第四のAは行動すること(ACT)、これは、神がみことばを成就させて下さるという信頼のもとに行動することである。
第五番目のTは感謝を捧げること(THANKS)、これは、私が説教の間守られて、語ることを語れて、私の説教を通して十字架の贖いの業が伝えられたと信じて感謝を捧げることである。
このような姿勢を持って説教の準備と説教に臨みたいものである。