愛し合うこと宣教すること

岡山を始め、西日本の多くの地域で洪水の被害が出たことに心を痛めています。岡山の吉備聖約キリスト教会牧師斉藤隆二先生が、ご自分のホームページにタオルを集めて被害に遭われた地域の方々に配布する働きをされたことがシェアされた。
私たちの教会もそのニュースを聞いてタオルを3箱送ることができた。彼の支援の思いに応えて、私たち聖契教団に属する教会から合計で20箱のタオルが届いたそうである。
支援の在り方は絶えず変化するが、状況に合う支援をこれからもしていきたいと願っている。
下記に斉藤牧師が世界宣教局の機関紙に書かれた記事の一部を紹介する。

「愛し合うこと宣教すること」とのテーマでの記事である。
皆さんでキリストの2つの命令に従っていこうではないか。

イエス様が私たちに与えてくださったものの一つが大宣教命令です。
「ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」マタイ28:19-20

イエス様が強調された命令がもう一つあります。
こちらは愛の命令です。
「わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。
互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」ヨハネ13:34
この2つの大命令を、イエス様はどちらかを守ればいい、ということでおっしゃっておらず、どちらも守ることを願っておられます。

たとえ宣教師を幾人も送り、大きな会堂が立ち、大会衆が集ったとしても、そこに愛が無いなら、いのちの無い教会もどきでしかありません。反対に、多くの祈りと協力があり、現地でも愛に根ざした働きがなされるなら、その働きは多くの実を結び続けることになるでしょう。

(中略)

教会数2000強の日本基督教団が、次世代への宣教がうまくいかないまま高齢化を迎え、近い将来信徒数が1/3に激減する、という2030年問題は、遠くない将来にプロテスタント諸教会にも迫ってくる課題です。

私はこの状況を悲観的に捉えてはいません。何事も神様の大きな恵みの計画の中にある、と信じています。神さまは、あえて今のような日本の教会の状況を見せて下さり、「互いに愛し合いなさい」と迫ってくださっているのではないでしょうか。

愛し合うことができれば、大宣教命令にも必ず応えることができるのです。2つの命令を同時に受け止めるなら、わたしたちは国内外の宣教の現場に大きく貢献できるでしょう。

支援室のご紹介をします。
1日ボランティアも可能だそうです。思いのある方はご連絡ください。
「岡山キリスト支援室」 事務局(現地センター)岡山県倉敷市広江5-2-25
広江聖約キリスト教会内
電話080 455 2735